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行政書士試験の難易度

試験内容変更でさらに難易度がアップ

行政書士試験は、他の法律系国家資格と比較すると難易度が低いこともあり、法律系国家資格の「登竜門」として扱われてきました。

ですが、近年の資格人気による受験者急増などの状況の変化もあり、ここ数年で試験内容は著しく難化しています。かつては合格率10%前後と比較的安定しており、出題内容も幅広い分野の法律の基本的な部分を問うものでしたが、ここ数年では幅広いだけでなく、より深い法律知識や論理的思考が要求されるようになりました。

行政書士試験 合格率の推移

  平成15年度 平成16年度 平成17年度
合格率 2.9% 5.3% 2.6%

平成18年度 試験結果
受験者数 合格者数 合格率
70,713 3,385 4.79

平成18年度試験 年代別合格者割合(カッコ内は女性比率)
10代 20代 30代 40代 50代 60代以上
0.6%(0.5%) 46.1%(51.2%) 37.7%(36.5%) 10.3%(9.1%) 4.2%(2.6%) 1.1%(0%)

さらに平成18年度試験より、大幅な試験内容の変更が行われました。これは近年、複雑化する社会情勢や高度情報社会の発展、司法制度の改革などに伴い、行政書士に求められる役割が増加し、行政書士の業務に必要な知識及び能力の変化が理由であると、考えられます。

単に条文や判例の知識をたくさん持っているだけの人ではなく、例のない法律問題に出会ったとき、現場で的確に解決する思考力を備えた、法律専門家の素養のある人が、行政書士として求められています。行政書士試験は、今回の試験内容変更により、さらに難易度の高い試験となることが予想されます。

平成18年度試験:体験レポート

ニックネーム:くぬぎりょうこ さん

試験自体は、新傾向で悩みました。特に記述式はどうまとめよう、と頭を抱えました。
多肢選択はこれだろうか、と思うものが複数出てきてしまいました。
全体として、選択肢が紛らわしいものが多くあったように思います。試験時間は、決して長くはありませんでした。
受験生の多さに驚きました。行きかえりの道が埋まっていました。動かない人の帯、人で溢れた地下鉄のホームに響く駅員さんの叫び。独特の雰囲気でした。
会場前では各資格取得学校のスタッフの方が激励。また、早くも来年度向け生徒勧誘も。試験の難易度を改めて感じました。

 

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